【本】ズッコケ中年三人組

お題「エモい気持ちになる瞬間」

 

最近、眠れない夜にこっそり1人でエモ散らかしています。

 

 

この本を読んで。

 


このところ喉が痛くて夜中必ず目が覚めます。そうなると痛くて眠れないので気を紛らわすのにいいなと思って読書をしています。

 

超のんびり屋のブログを書いた日に、画像を探して久しぶりにモーちゃんをみたら無性にズッコケ3人組を読みたくなりました。

 

検索したらズッコケ中年のシリーズが出ていたので急いで図書館に予約。

 

出会ったころは年上で、何年かで同級生になって、すぐに追い抜いて、わたしが高校生になっても大学生になっても小学生だった彼らが40歳!

 

性格は全く変わっていないけど、会話の内容はすっかり大人。価値観も大人。ハチベエも多少後先考えるようになっていて感慨深いです。

 

結婚していたり、上手くいかないことがあったり、仕事で大変な思いをしていたり、共感できる普通の40歳でした。

 

40歳になっても変わらずのんびりで優しいモーちゃんが「ハカセちゃん」と呼ぶのに癒されます。

 

それからクラスメイトのヨッコちゃん、博士の妹の道子ちゃん、担任の宅和先生。

30年近く、おそらく1回も彼らのことを考えたことがなかったのに、文字をみたらキャラクターがイキイキ蘇りました。まるで実在の人物みたいに、あ〜あの子ね!!って感覚、、、うーん、上手く表現できないけど。

 

那須先生の文章も沁みます。

キャラと行動がぴったりだからすんなり想像できてクスッとできるのと、説明に過不足がなく、柔らかで、自分が何歳で読んでも同じような情景に思い浮かべるんだろうなと思える文章でスルスル読めてあっという間に1冊終わってしまいました。

 

お話は小学生の頃のようにハラハラ!ドキドキ!!な場面なかったけど、それが大人向けというか体に優しい。

小学生のころのハードカバーの本より小さいし、薄いし、軽いし、これまた優しい。

 

感想を書いていて、私の中でズッコケ3人組とその周りの登場人物は子供の頃の友達みたいな位置付けなんだなと気がつきました。

会ったこともないのに変だけど、40歳で再会wしてそう感じました。

中年シリーズ、50歳まであるのでお楽しみはまだまだ続きます。

ハカセちゃんの恋愛・結婚とモーちゃんのお仕事事情が気になります。

 

秋の夜長にエモの大行列やー!!!

 

今日はここまで、よくがんばりました。