少し前、娘が半べそで「おとといお着替えの時、男の子にズボン引っ張られてパンツ見られた、嫌だった。怒ったら怒った顔面白いって言われて嫌だった。先生はフリーの先生だったからすごく優しくしか注意しなかった。本当にいやだった、わたし許せない、連絡帳に書いて先生に知らせてほしい。」と言い出しました。
恥ずかしくて言いにくくて、でもやっぱ嫌だったから聞いて欲しいし、先生に伝えて欲しい!と勇気をだしてと話してくれた娘の気持ちに寄り添いたくて、大きく驚かないように気をつけながら、先生に共有できるように状況を把握すべく慎重に丁寧に話を聞いていました。
1番嫌だった部分に話が差し掛かると困ったような表情で話していたので慰めて共感して話を聞いていました。
そんなとき、そばでみていた夫が「かわいい〜」と横から口出し。
この状況で?と思って、つい反射的に「はぁ?あなたってさ、ほんっとにっ馬鹿なんだね!」と言ってしまいました。
夫も反射的に「今、顔が可愛かったんだよ!バカとはなんだまったく!」と逆ギレしてきました。
そのあとはまた娘に向き直り話を聞いて、状況を連絡帳にまとめ、娘は夫と登園しました。
で、わたしが出勤準備をしている間にソッと帰宅して、ソッと釣り道持って、釣りに出かけた夫です。
朝ごはんの食器も下げずに。
これにはとても腹が立ちました。
娘は話しにくいことを頑張って話してくれているのに!こっちは朝から時間のない中で先生にその時の状況を伝えられるように丁寧に話を聞いているのに。
バカといったことへのお詫び。
自分が真剣な話をしている時に茶化すようなことをいわれたらどう思うのか、考えてみてほしいこと。
それができない、又は正解がわからないならその場から消えてほしいこと。
役に立たないのは承知だがとにかく邪魔はしないでほしいこと。
そんでこっそり出かけて1人で釣りかよ!だったら魚と暮らせば!ということをLINEで伝えました。
夫は「もう余計なことは言いません。でも困った顔で話しててかわいいとおもったんだもん。」と言い訳半分の返事をよこしました。
夫は細やかで、割と寄り添えるタイプだと思ってたのに、、、がっかりでした。
わたし自身が小さい頃、知らないおじさんにお尻を触られ、パンツを脱がされそうになった話を母にしようとした時ものすごく驚かれて(そりゃそうだ。)「あ、これは話してはいけないやつだ。」と感じて話すのをやめた経験があります。
このことを夫と共有して、子供の話は慎重に丁寧に聞こうと2人で決めたはずなのに。
わたしは面白くて吹き出しそうな内容のときも娘の表情が深刻なら真剣にじっくり話をきくのに。
夫は大笑いして娘を泣かせて、「パパ嫌い!許さない!」と言われています。なんで学習しないのよ!!
こんなの時子育てに対する温度差に気づいて孤独を感じてしまいます。
保育園では今一度プライベートゾーンについてのお話をすることで対応してくれました。
娘的にはそれでは不充分だったようで、パンツを見た子のお母さんに直接「この間〇〇くんにパンツ見られた!嫌だった!」と話して〇〇くんはお母さんからしっかりお説教されたようです。
はぁ、とても大変でした。
親歴が長くなればトラブルの対応も、夫を窘めるのも、夫の娘への対応も少しずつ洗練されていくんだろうか。
その前に娘が大人になりそうです。
今日はここまで、よくがんばりました。